生きることは苦であるとお釈迦様は説かれました。
老化、病気、死などは避けることが出来ません。
それだけではなく親しい人と別れる、嫌いな人と付き合わなくてはいけない、欲しいものが得られないなどを上げています。
生きているといろいろな出来事に出会いますが、苦しみを増幅させるのは思考です。
もし不幸な出来事をあるがままに受け止め気づくことが出来れば悲しみや苦しみは自然と時が経つにつれて消えていきます。
思考が何度も思い出し強化して苦しみに油を注ぐのでなかなか消えません。
苦しんだり悩んだりしているのは思考に巻き込まれて一体化している状態です。
何の解釈もせずにただ気づくことが一番シンプルな方法です。
思考の流れである「私」が気づくのではなくあるがままに観察・気づくことが出来れば不安などは消えています。
一歩離れて見ることが出来れば変われます。