日常生活を送っていると心は思考に嵌ってしまって考え続けていることが度々起こります。
日常の不安やストレスを減らすためには気づきを増やしていくのが重要です。
しかしマインドフルネスに日常を送るために気づこうと思っても癖になっている思考から抜け出すことは難しいでしょう。
そこでSTOPという言葉を覚えて実践してみましょう。
S:止める(stop)
T:一呼吸置く(take a breath)
O:あるがままに観察する(observe)
P:続行する(proceed)
思考に巻き込まれているのに気づいたらまず今やっている活動を止めてみる
そして深く呼吸をしてみる
今の思考、感覚、感情などをあるがままに観察する
気づきの意識を保ったまま活動を続行する
例えば
読書をしているときに気づいたら思考に巻き込まれていたとします。
本を閉じて深く何度か腹式呼吸をしてみましょう。
お腹の感覚や椅子に座って触れている背中やおしりの感覚などに気づいてみる。
部屋の音や見えるものに気づく、嵌ってしまった思考が何故始まった意識を向けてみる。
落ち着いたら気づきを保ちながら読書を続ける。
それぞれ日常生活をマインドフルネスに送れるように工夫してみましょう。
不安やストレスは思考に嵌ることによって大きくなります。
原因である思考に嵌ることに気づくことが増えてくれば不安やストレスが減少し落ち着いた平和な心を取り戻せるでしょう。